おわら風の盆で名高い八尾の町の和紙作りは、正倉院の古文書に記されるほど。 その後富山藩で奨励された売薬業の薬の包み紙に、また売薬さんのお土産品として有名な 紙風船の材料ともなりました。 合掌造り集落の残る五箇山の和紙は、加賀藩の御用紙として北陸一円で使われたもの。 共に、歴史を忍ばせる和紙と言えます。